建物を診断・調査し、設計・監理を行う流れです。中規模建築物以上の改修、マンションの大規模修繕では、公正な立場にたち、より高いチェック機能、また、施工者に対する指導監理が求められるため、設計施工を分離して進めたほうが効率的でスピーディに改修が進みます。「改修設計の流れ」で、より詳しく書かれていますのでご参照ください。

１）建物調査診断

大規模修繕工事は個々のマンションの劣化具合と、管理組合修繕積立金の資金のバランスを取りながら工事計画を立案することが必要です。また、皆さんが住まわれる隣での工事ですから、居住者様の合意形成やご協力を得ることも重要です。
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２）工事の企画・設計

・改修設計、仕様書作成（工事範囲や内容について検討）
・資金計画検討
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３）施工業者選定

・見積参加業者応募基準の作成
・見積参加業者現場説明
・見積書の集計・分析
・施工会社決定
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４）総会

・契約予定業者や、工事金額の承認
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５）契約

・契約書の取り交わし
・借入金手続き（必要な場合）
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６）工事説明会

・近隣住民向け工事説明会
・居住者向け工事説明会
　※オンライン対応可
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７）着工〜竣工

・工事中は工程管理や中間検査
・竣工後は竣工図書保管やアフターメンテナンス